この記事でわかる事
- 年利とはなにか?
- 複利とはなにか
- 年利の計算方法
- ここから重要↓↓↓↓
- 仕事における年利の考え方
- 自己投資(時間投資)の考え方
年利(単利)とは?
年利とは投資での利益や借入した際の利息などに使われる
1年間で何%の率になるかを表したものです。
言葉の違いだけで年利は単利
投資年利5% 元手100万 一年間で利益 5万
借入年利5% 借入100万 一年間利息 約5万
厳密には上記の数字と返済方法などで変わりますがこの記事では年利の考え方を中心にしますので割愛します。元利均等返済・元金均等返済などの違いで借入の利息は変わってきます。
複利とは?
複利とは利息にも利息がつくことです。
例を出すと100万円を年利5%で運用すると
一年後には105万円。このうち5万円は利息です。
二年目は元々の100万円と利息の5万円の計105万円を年利5%で運用します。
二年目が終わると元々の100万は105万になり利息の5万円は5万2500円になります。
この2500円が複利で利息に利息がついたものになります。
複利は利息に更に利息がついたもの
計算方法
年利(単利)と複利の計算方法は難しくはありません。年利(単利)は元本のみに利率を掛けていく計算で複利は元本と利息を足した金額に利率を掛けていく計算で求めることができます。
下記サイト様が年利(単利)と複利が両方一緒に見れる事ができるのでおすすめです。
元本と利率と年数を入れて計算を押すと年利(単利)と複利の両方の計算合計がでます。
ここからが大事↓↓↓
仕事における年利の考え
給与の年利
会社員の方でも年利の考え方は重要です。なぜかというと定期昇給や成果によって昇給した際の上り幅で自身の給与が年利どれくらい上がっているのか計算することができます。
年利5%あれば実際にお金をかけてないことを考えると素晴らしいと思います。
個人事業主の方では年利5%利益が増えているのであればいい仕事でしょう。毎年年利5%伸ばせていけると素晴らしいと思います。
会社員の方で総支給額が20万円の方で毎年の昇給が5000円ある仕事ですと年利は2.5%です。これは2年間働いて昇給2万円の場合でも同じ年利になります。会社の仕事においては自身のお金を元金として投資しているわけではなく時間を投資していますのでその結果年利2.5%ずつ昇給していくのであれば悪くないと言えます。
入社時総支給額 | 20万円 |
---|---|
年利2.5%の1年後 | 20万5000円 |
年率2.5%の5年後 | 22万5000円 |
年率2.5%の10年後 | 25万 |
年率2.5%の20年後 | 30万 |
次はは年利5%で計算します。
入社時総支給額 | 20万円 |
---|---|
年利5%の1年後 | 21万 |
年率5%の5年後 | 25万 |
年率5%の10年後 | 30万 |
年率5%の20年後 | 40万 |
年利5%で給与が上がればとても良いことがわかります。自身の給与が年利でどれくらい上がっているのか一度確かめてみるといいと思います。
4%以上であれば最高。0%~2%であれば考えても良い。
利益の年利
個人事業主では事業所得、会社代表であれば純利益が毎年5%で上がっていけば素晴らしいと思います。会社では上場企業などの大企業でさえも年間利益は5%あればとてもよい会社です。
事業所得・会社利益400万を年利5%で伸ばします。この場合複利も含めて計算します。
事業所得・利益 | 400万円 |
---|---|
年利5%の1年後 | 420万 |
年率5%の5年後 | 510万5126円 |
年率5%の10年後 | 651万5579円 |
年率5%の20年後 | 1061万3191万 |
年利5%で事業を成長させることができれば10年で600万を超え20年で1000万を超えます。
自己投資 時間投資
ここまで説明してきたものの元本は時間です。
投資は金銭的元本を基本必要としますが。会社から給与をもらったり個人事業を初め伸ばす為に必要な元本は時間になります。
仕事を初めて間もない時などは自己投資(時間投資)を行い、スキルや知識を身に着けて自身の価値を向上。その後、スキルや知識を使い売り上げや自身の給与を上げていくことが王道です。
時間の元本を投資→スキル・知識取得→スキル知識を複利で回す
まとめ
- 自己投資(時間投資)は金銭的元手なしで可能な投資。
- 会社で働いているもの自身のスキルを上げるための自己投資(時間投資)。
- 事業を行い考えスキルや知識を身に着けるもの自己投資(時間投資)。
- 自己投資している中で自身の所得が年利何%上がっているか確認する。
- 自己投資(時間投資)で得たスキルや知識で所得の向上を目指す。
