就職や独立起業・個人事業・会社を始める時に知っておきたいこと
ご存じでしたか?仕事をして対価(報酬)を得るには大きく分けると2種類しかありません事業を始める時も、これから社会にでて初めて就職するときにもこの対価を得る種類を知っておくだけでも私は価値があると考えています。就職や独立起業・個人事業主など、これから社会で仕事をしていく方に向けて情報を発信しています。20代で独立起業し10年目会社設立6年目の筆者が解説します。
対価(報酬)を得るには大きく分けて2種類
1つ目は労務提供。2つ目が価値提供。仕事をして対価(報酬)を得る方法は大きく分けてこの2つです。名前が難しく感じるかもしれませんがここではそんなものだと考えておいて下さい。解説します。
労務提供
労務提供とは自身の働いた時間に対して報酬を得る方法です。就職はほどんど労務提供に当てはまりますし、時給で雇用されているアルバイトやパートの方も労務提供に当てはまります。雇用の形態は違っても世の中の人の方のほとんどが労務提供をして報酬を得ていることがわかります。
会社員の方は朝8時から夕方の17時まで就労して昼休みは1時間です。という労務提供契約を結んでいることになりますし、アルバイトやパートの方は時給1000円という労務提供提供契約をむすんでいることになります。
労務提供のメリット
- 同じ契約で雇用されれば誰でも賃金は同じ
- 長く働くことができればそれだけ報酬が増える
- 自身の出した成果は関係なく報酬を得れる
- よりよい条件で契約できれば報酬が上がる(昇給)
労務提供においては基本同じ条件で契約すれば誰でも同じ時間で同じ金額の報酬を得ることができます。就職やアルバイト・パートは全て労務提供に当てはまるので月給や時給が多い所に人が集まるのは自然なこと。
労務提供のデメリット
- 同じ契約で雇用している場合は能力や実績は関係ない
- 残業や労働時間が減れば報酬が下がる
- 成果を出しても報酬は変わらない
- 1日24時間は変わらないので時間によって報酬の上限がかかる
労務提供は若くスキルが足りない時や空いた時間で報酬を得るにはとてもいい働き方だといえます。
価値提供
価値提供とはその人のもつスキルや知識または商品などを1回(1契約)いくらまたは1個いくらで提供することです。解説します。
価値提供は自身が働く時間に関係なく報酬を得ることです。その作業や知識や商品の価値に報酬が発生するので時間は働く時間は関係ありません。価値提供のメリット・デメリットを説明します。
価値提供のメリット
- 自身のスキルや知識・商品の価値が高ければ報酬は上がる
- 一回や一個の価値に値段が付くので時間は関係ない
- 自身が成果を出せば報酬をより得れる場合が多い
- 極めていけば単価がとても高額になる
価値提供のデメリット
- ない
価値提供のデメリットはないと書きましたがなぜなのか解説します。
労務提供の進化系が価値提供だからです
労務提供は自身の時間を提供して報酬を得ています。価値提供は自身にある価値を提供して報酬を得る方法です。しかし世の中には1回1時間いくらという契約などもありませんか?労務提供と価値提供が混ざっているような感じですね。実際混ざっています。しかし価値提供の方に近いと思いますなぜなら値段の設定は自身で行っているはずですので自身の1時間の価値を決めて契約しているからです。この価値の値段の設定を自身で行えてるかどうかが本当の価値を提供できているかどうかとも言えると思います。
まとめ
価値提供できるようになろう
労務提供
- 月給などの給与をもらう仕事
- アルバイト パート
価値提供を含むもの
- 月給+歩合の仕事
- 完全歩合制の仕事
- 自身で価格設定して売り上げを得る仕事
個人事業主・自営業・会社起業をするならば必ず価値提供を含む仕事を行わなければなりません。今から自身の今の仕事がどうやったら価値提供を含むものになるか考える習慣をつけていくと労務提供から早い段階で価値提供できるようになると素晴らしいと思います。